永晃
永晃


当社にて永年研究の結果製造されている主な湿式用濾過布の一部です。
濾液にマッチした濾過布を選定する事が大切です。

 ポリオレフィン系 ポリアミド系  ポリエステル系 ポリアクリル
ニトリル系
ポリビニール
アルコール系
ポリ塩化
ビニリデン系
天然
植物質
繊維
天然
動物質
繊維
 ポリプロピレン ナイロン  ポリエスター アクリル ビニロン サラン 綿 羊毛
ステーブル フィラメント ステーブル フィラメント ステーブル フィラメント ステーブル ステーブル ステーブル フィラメント ステーブル ステーブル
引張強度
(g/d)
5.0〜8.0 5.0〜7.5 4.2〜6.6 5.0〜8.7 4.0〜5.3 4.2〜7.5 2.5〜4.5 4.2〜7.0 0.7〜1.5 1.5〜2.6 3.0〜4.9 1.0〜2.0
湿 5.0〜8.0 5.0〜7.5 3.6〜5.7 4.2〜7.7 4.0〜5.3 4.2〜7.5 2.0〜4.0 3.2〜5.8 0.7〜1.5 1.5〜2.6 3.3〜5.4 0.8〜1.8
伸度
(%)
30〜50 15〜30 38〜45 18〜36 40〜50 7〜28 27 14〜26 18〜33 18〜33 6〜10 20〜40
湿 30〜50 15〜30 40〜52 21〜48 40〜50 7〜28 48 15〜30 18〜33 18〜33 7〜11 30〜60
ヤング率
(kg/mm2)
300〜
500
330〜
700
150〜
250
250〜
400
400〜
800
1000〜
2000
〜630〜 530〜820 70〜
130
100〜
200
〜1200〜 〜200〜
比重 0.91 1.14 1.38 1.17 1.28 1.76 1.54 1.32
水分率65%RH(%) 0 4.5 0.4 2.0 5.0 0 8 16
日光の
影響
抵抗性が低いが、安定剤の添加により、テトロン程度には改善可能 長時間曝すと僅かに強力低下するが変色しない 長時間曝すと僅かに強力低下するが変色なし、ガラス越しでは直射日光よりも耐える 実質的に変化なし 長時間曝すと僅かに強力低下する 長時間曝すと僅かに黒ずむ 長時間曝すと強力を減じ黄変する 長時間曝すと強力を減する
熱の影響 軟化点120〜145℃溶融点164〜166℃、100℃以上の温度で徐々に収縮開始 軟化点180℃

溶融点215℃
軟化点238〜240℃
溶融点259〜263℃
150℃ 168時間加熱で変色なく、強力損失30%以下
軟化点190〜240℃
300〜320℃で粘着溶融以前に炭化する
軟化点220〜225℃
溶融点230〜240℃
200℃以上で収縮開始
軟化点115〜137℃
溶融点150〜160℃
145℃近辺で収縮開始
かなり抵抗性があるが、120℃ 5時間で黄変する 100℃で粗剛となり130℃で熱分解、205℃で焦げ、300℃で炭化
無機酸の
影響
発煙硝酸にのみ侵されるが、他の酸には非常に抵抗性がある 冷濃塩酸、硫酸で一部分解を伴い溶解 濃硫酸に少なくとも、部分的分解を伴い溶解、他の大部分の鉱酸に抵抗性良好 鉱酸に対し抵抗性良好、ないし極めて良好 濃硫酸、濃塩酸で膨潤又は分解 王水を含む全ての酸で殆ど影響なし 熱稀酸、冷濃酸で分解、冷稀酸に耐える 熱硫酸で分解するが他の弱酸強酸には過熱状態でもかなり耐える
アルカリの
影響
非常に抵抗性があり高温でもかなり耐える 殆ど変化なし 室温で弱アルカリ
に抵抗性良好
強アルカリにもかなり耐えるが、
煮沸強アルカリで分解
弱アルカリに対する抵抗性はかなり良好 強アルカリで黄変するが強力に変化なし 濃アンモニア水、濃苛性ソーダ液に多少影響される 苛性ソーダで膨潤するが損傷なし 強アルカリで分解、弱アルカリにも侵される
他の化学薬品
の影響
重クロム酸カリ―硫酸、過マンガン酸カリ―硫酸の如き強酸化剤にも安定 一般に良好な抵抗性あり 一般に耐性良好 漂白剤、
他の酸化剤に特に耐える
一般に抵抗性良好 濃蟻酸で、膨潤又は分解
動、鉱、植物油に耐える
一般に良好な抵抗性あり 冷亜塩素酸、過酸物で漂白、銅アンモニア液で膨潤又は分解 過酸化物、亜硫酸ガスで、漂白
有機溶剤の
影響
通常の溶剤では影響なし
塩素化した溶剤に高温で溶解
フェノール類、濃蟻酸に溶解、安息香酸蓚酸で強力低下 一般に不溶
二、三のフェノール類に溶解
一般の溶剤
に不溶
熱ピリジン、フェノール、クレゾールに膨潤又は溶解 一般に抵抗性良好であるが、エステル、エーテル類に損傷される 一般の溶剤に不溶 一般の溶剤に不溶
カビの影響 侵されない 極めて著しい抵抗性あり 侵されない 侵されない 極めて著しい抵抗性あり 侵される 漂白、醋化しないと耐性低い 良好